光源寺
○浄土宗 天昌山 光源寺
天生17年(1589)に神田に創建されましたが、慶安元年(1648)に現在の地に移転しました。
浄土宗寺院の本尊は阿弥陀様ですが、大きい観音様が目立っていたため、江戸時代から駒込大観音として親しまれてきました。元禄年間に造られたという奈良の長谷観音を写した十一面観音は東京大空襲で焼失しましたが、平成5年に御丈6m余の御像として再建されました。境内に梅の巨木があることから、梅の大観音とも呼ばれています。
近所に住んだ夏目漱石も小説『三四郎』の中に、この大観音のことを書いています。
毎年7月9日と10日には四万六千日 ほおずき千成り市が開かれます。「四万六千日」とは、7月9・10日の観音様の日に参詣をすると四万六千日(=約126年)分のご利益があるという日の縁日で、今でも賑わっています。
所在地 | 文京区向丘2-38-22 Tel:03−3821−1188 |
アクセス | 東京メトロ南北線・本駒込駅 徒歩5分 東京メトロ千代田線・千駄木駅 徒歩7分 都営三田線・白山駅 徒歩7分 都バス(池袋東口〜浅草雷門)駒込千駄木町 徒歩1分 ●地図 |